不妊症とは?
不妊症とは、赤ちゃんが欲しいのに1年以上妊娠しない状況を指します。
症状としては、努力しても妊娠できないことがあります。
不妊症の原因は多岐にわたり、女性の体内の問題(例: 排卵障害)や男性の精子の問題が含まれます。
また、ストレスやライフスタイルの影響も考えられます。不妊症が疑われる場合は、専門医によるチェックを受けることが重要です。
医師による詳細な検査を通じて原因を特定し、適切な治療を受けることができます。
そんな「不妊症」の方に多い特徴を7つあげたいと思います!
特徴1.月経異常がある人
月経異常がある人はその原因を取り除くことが
不妊症を解決する根本的な治療になってくることもります!
①月経周期に異常がある
月経周期が長かったり、極端に短いという人は
妊娠しにくい傾向にあります。
月経周期が長かったり、短いという特徴を
持っている人は貧血だったり、ストレス過多だったり
様々な原因があって月経周期の乱れが
見られます。
ですので、早めに原因を突き止めるようにすることをオススメします。
②月経に伴う辛い症状がある
月経時に痛みを伴ったり、
お腹や胸が張ったり痛んだり知る方も結構多いですよね。
そんな人も妊娠しにくいと言えます。
子宮の形状の問題やホルモンバランスの乱れなどが
考えられますので、その改善を第一に優先したいですね。
③月経量の異常・血に何か混じっている
月経量が多かったり、少なかったりあるいは
血に何か混じっていたりする人も
不妊症になる確率は高くなってきます。
それに以前、人工中絶や流産の処置を
経験された方は子宮の一部に
癒着が起こっていることもあるので要注意です。
それが原因となって
妊娠できなくなってしまったという話も聞いたことがあります。
特徴2.性病にかかったことのある人
クラミジアや淋病などといった性感染症にかかったことのある人は
言わずもがな、妊娠はしづらくなってしまいます。
何も感染した時点でいきなり不妊症になるようなことはありませんが、
これらが膣内などに感染し、子宮や卵管、卵巣などで炎症を起こすと
それが原因で癒着や狭窄、などを引き起こし不妊症の原因になるんです。
特徴3.摂食障害・無理なダイエットをしたことのある人
摂食障害や無理なダイエットをしたことによって
不妊症になるということは多くの方が知っていることかと思います。
無理なダイエットやストレスなどにより、
摂食障害を起こすことによって子宮や卵巣などの
妊娠機能を著しく低下させます。
ですので、今無理なダイエットをしていたり、
今後も試してみようと思っている方は
お願いなので、絶対にやめてください
ダイエットはしっかり管理していくれる方がいれば
そんな難しいものではありません。
重要なのは
「継続力」と「知識」と「結果にこだわりすぎないこと」です。
結果にこだわりすぎて急いでしまい
無理なダイエットに走れば
それは継続できず、また失敗してしまうんです。
思春期のうちから
しっかりとした「食の知識」を身につけ
自分の体型を自由に管理できるようにしておくことです。
特徴4.子宮筋腫・子宮内膜症と
診断されたことのある人
以前、子宮筋腫や子宮内膜症と診断されたことある人の大半が
食生活の乱れ・寝不足・ストレス・冷え性に悩まされています。
子宮筋腫・子宮内膜症になったことによって
子宮内膜が炎症を起こしたり、薄くなったりして
着床しづらくなってしまったり、
精子や受精卵が正常な動きを制限されてしまいます。
さらに子宮筋腫の圧迫によって卵管が狭くなったり、
位置がずれてしまうことによっても正常な働きができなくなるんです。
ですが子宮筋腫や子宮内膜症になってしまったから
不妊症になるというのではなく、その良くない生活を続けてしまったが
故に、「子宮筋腫」や「子宮内膜症」になってしまったということを
理解し、その生活習慣を改めなくてはいけません。
ですので、
「手術をして筋腫を取ったからもう安心!」なのではなく、
「気づかせてくれてありがとう」
もっと自分の体は大事にするね。
というような心意気で生活することが大事なんです。
少し熱く語りすぎましたが
これはどんな病気になった人でも同じことが言えると思います。
特徴5.冷え症
冷え症は不妊症の一番の原因といっても過言ではありません。
なぜなら冷え症はあらゆる病気の根源になっているからです。
病気になれば妊娠しにくくなるのはもちろんのこと、
極度な冷え症であれば赤ちゃん自体を
お腹の中で育てることがままならず
母体の危険性まで高まってしまうんです。
ですので、今のうちに冷え症対策をしておくことをお勧めします。
下記にオススメの改善方法をまとめておきましたので、
「身体の負担が少ない治療法」に興味がある方は是非見てみてください
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女性に多い冷え症の原因とおすすめ改善法
特徴6.太り過ぎ・痩せすぎ
妊娠しにくい原因は様々ありますが、
痩せすぎや太り過ぎも大変重要な要因になってきます。
肥満=不妊症 ではありませんが肥満のよって
妊娠しにくい体になることは確かです。
内臓脂肪が増えることによって
アディポネクチンというタンパク質が減少し、
卵巣の皮が厚くなり、卵子をうまく育てることができなくなってしまうんです。
さらに、肥満の方や痩せすぎている人はは血液の巡りが悪くなりがちですので、
それによっても子宮や卵巣に異常をきたしやすくなるんです。
特徴7.生活が不規則
食事が規則正しくなかったり、栄養素が偏っていたりすると
直接不妊症につながります。
さらに睡眠不足・睡眠時間が日によってバラバラの方も
妊娠しにくい体になっていきます。
食事は3食しっかりバランスよく摂りましょう。
睡眠は7時間で、昼寝を15分入れるのがおすすめ!
食事の基本を知りたい人は
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ガンを撲滅させる食事治療・栄養療法の9つのポイント
まとめ
不妊症に重要なのは妊娠できる健康な体です。
不妊症だから「こんなことやあんなことをしないと妊娠できない」
そんなことはありません。
不妊症を含め、病気にはあらゆる原因があります。
その原因は人それぞれ違いますので
その原因を突き止めたらその人なりの
解消法を見つけられたらそれでいいと私は思っています。
それがたとえ鍼灸でも漢方でも自宅で出来ることでも、、
※ただ、一つ注意しておいてほしいことがあります。
それは不妊症を治してもその後の人生はまだまだあるということです。
ですので、その場限りの対処方はお勧めできませんね。
不妊症は私たち、鍼灸師、薬剤師、医師が治すものではなく、
自分で治すものなんです。
私たちはその手助けをしているにすぎません。