スポーツ障害・ケガ

【知っておきたいスポーツ医学】整骨院が教えるテニスに多いケガの原因と予防・治療法

外傷・障害発生理由

  1. 練習量が多い
  2. 疲労
  3. 練習法が悪い
  4. 不注意
  5. 準備運動不足
  6. 急に練習した
  7. 不可抗力
  8. その他などそして、練習中に怪我をしている子が大半を占めている。これらからテニスに重要なのは運動前の準備運動、
    練習法などをその人に合わせたものを計画的に
    設定できるトレーナー・コーチ・指導者が必要だと言うことが分かりますね。

テニス外傷障害の傾向

発生年齢別の外傷部位

18歳以下ジュニアに多い怪我の部位

1.足関節
2.手関節
3.腰部
4.肘関節
5.膝関節
6.下腿
7.肩関節
8.その他

19~39歳に多いケガの部位

1.足関節
2.手関節
3.下腿
4.腰部
5.肩関節
6.膝関節
7.肘関節
8.その他

40歳以上シニアに多いケガの部位

1.足関節
2.下腿
3.肘関節
4.膝関節
5.手関節
6.腰部
7.肩関節
8.その他

発生年齢別の障害部位

ここで言う障害とは
目立った外傷(ケガ)がないのに、
痛みや痺れ、関節運動障害などが見られるものを言います。

18歳以下ジュニアの障害を起こしやすい部位

1.肘関節
2.腰部
3.手関節
4.肩関節
5.膝関節
6.下腿
7.その他

19~39歳の障害を起こしやすい部位

1.肘関節
2.手関節
3.腰部
4.肩関節
5.膝関節
6.足関節
7.下腿

40歳以上シニアの障害を起こしやすい部位

1.肘関節
2.膝関節
3.手関節
4.腰部
5.肩関節
6.足関節
7.下腿
8.その他

テニスでケガをした時にみんなどこに行くの?


引用:復帰を目指すスポーツ整形外科
著者:宗田 大

これを見るとケガをした時は
まず、病院や診療所などで検査などをしてから接骨院や整骨院などに行っているようです。

ただし、障害のように目立った外傷(ケガ)がない時は、
整骨院・接骨院に行く人が多いようです。

確かにケガをした場合は、
まず、病院などにいって検査などを受けて、
どこに異常があるかを確認してから治療を受けると安心できますし、
たとえどこも異常がないと言われても
それはそれで異常がないので良しとします。

その後、整骨院や接骨院・鍼灸院などで治療を受けるのがオススメですね。

ただし、電気療法がほとんどで
先生の手で触られることの少ないところはダメです!!

むやみに電気療法を行なっても良くなることは稀ですし、
時間が経てば治癒しづらくなってしまいます。

しっかりと手技(先生の手で治療・鍼灸治療なども含む)で
治療してくれる整骨院・接骨院・鍼灸院を探しましょう!

テニスのケガの受診年齢


引用:復帰を目指すスポーツ整形外科
著者:宗田 大

受診年齢は中高生40〜50歳代
ピークでそこからは徐々に少なくなって行くようです。

特に40〜50歳から健康目的でテニスを始める方は多いようで
初めてすぐの時期は体が慣れていないせいで力み過ぎたり無理な体勢で
球を打つことによってテニス肘になったり、
捻挫したりしてしまうようです。

学年別の受診年齢


引用:復帰を目指すスポーツ整形外科
著者:宗田 大

これを見ると中学2年生からケガをすることが多くなり、
高校一年生の時にピークにな理、
受診することが多いようです。

テニス障害・ケガの考察


引用:復帰を目指すスポーツ整形外科
著者:宗田 大

ジュニアは12歳以下では足部疾患が際立って多いが、年齢が進むにつれ減少!

下腿の疾患は、14歳を過ぎると増加傾向がみられる。
また上肢では手関節は年齢が進むにつれて増加する傾向が認められた。

その中で男子の外傷・障害部位の変化に注目すると、
12歳以下の足部疾患が飛び抜けて多いが、
その後減少する傾向。
上肢の疾患では、肩関節疾患は年齢とともに増加傾向。

肘関節疾患13~14歳ピーク
下腿疾患15~16歳からはじまっている。
腰背部に関しては、年齢が進むにつれてほかの疾患よりも多くみられる傾向があった。

女子の外傷・障害部位の変化に注目してみると
女性のトップはどの年齢でも膝関節疾患で、次に要背部が続いている。

上肢の疾患では、肩関節は16~17歳に多くみられるが、
肘関節疾患は年齢に伴う変化はあまりみられない。
下肢では下腿疾患は15歳以降で急激に増加し、
足部疾患は年齢とともに減少するのに対し、足関節疾患は増加している。

外傷・障害において足関節捻挫とACL損傷は有意差をもって女性に多く、
女性は下肢のKnee-in(X脚)や下腿の外旋、
足部の外反扁平等の動的アライメント異常を起こしやすい感じがあり、
その外傷・障害に気をつける必要があると考える。

学生において手関節疾患が多いのは
ラケットやトレーニングの変化によるプレースタイルの変化が考えられる。

カーボンなどの軽量で高反発素材になったため、
厚い握りで振り回すスタイルが可能となり、手関節や肘に負担を強いられると考えられる。

近年はバックハンドが両手打ちのスタイルが主流で
非利き手側の外傷・障害が増えている印象もあり、
非利き手側は利き手側に比べてあまりトレーニングで鍛えられていないことが予想される。

手関節の損傷も握り方によって疼痛部位に違いがある事も
報告されていて十分に考慮する必要がある。

テニスの腰疾患について

モーメントの分析からバックスイングのインパクト時に
腰椎への負荷が伸展・回旋と最大になることがわかった。

スイングスピードが速くなるにつれてモーメントが大きくなることから、
プロ選手など競技レベルが上がればさらなる腰椎負荷が予想され、
不適切なスイングでのストローク練習は、腰痛の原因になるだろう。
また両手打ち動作は、
ボールインパクトからフォロースルー間で腰椎負荷が大きいことから、
両手打ちバックハンドのジュニアプレーヤーや女子選手に対し
腰椎疾患を含めたメディカルチェックは必要であろう。

プレーの質を向上させるには、
四肢の筋力トレーニング以外にも
体感筋を中心とした筋力強化やストレッチは必須であり、
腰痛予防にも有効とえられる。

テニスの怪我(肘)

テニスバンドを装着し、まず素振りから開始する。
素振りはフォアハンドストロークから開始し、
徐々にバックハンドストロークを行う。

疼痛が出現しないことを確認しながら徐々にプレーを再開する!

ウォーミングアップによって体温が上昇し、
テニスなどの激しいスポーツに対して身体の順応が図れる。
体温の上昇によって筋肉の血流量が増加して禁収縮はスムーズで力強いものとなる。

体温が上昇することにより、
伸筋腱付着部の損傷により大きな力と
伸張力が必要になるのでテニス肘の発症予防につながる。

 

引用:復帰を目指すスポーツ整形外科
著者:宗田 大

テニス肘の詳しい治療法はこちらです!

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