目次
⑤『テニス肘』の治療
『テニス肘』は主に
前腕の伸筋群(肘の外側にある筋肉)の使いすぎによる
肘の外側の炎症です。
※前腕の伸筋群(肘の外側にある筋肉)とは
指をそらしたり、手首を反らすような動きをするときによく使う筋肉です。
その前腕の伸筋群(肘の外側にある筋肉)を使うような動作が
特に多いのがラケットを持って競技(テニス・バトミントンなど)するスポーツです。
例えばテニスのバックハンドで球を打ち返すときなどですね。
テニスをやっている方に特に多い疾患なので、
『テニス肘』と呼ばれるようになったんです。
ただ、テニスをしている方に多いというだけで、
特にスポーツをしていないけど家事で大変な主婦の方や
仕事で重い荷物などをよく持つ人などにもたまに見られます。
このような使いすぎが原因で痛みや症状が出ているような『テニス肘』には
一番いいのは2週間程度全く使わないことです。
ですが、
腕や手の怪我(疾患)などでは
日常生活を送る上で腕や手を使わないわけにはいかないので
早めの対処が重要です。
『テニス肘』の痛みの対処法
『テニス肘』の対処法とは、
1.腕や手を使うときは肘のサポーターなどをすること。
2.使った後は氷嚢などで冷やす(アイシング)。
3.肘の痛みが弱まったらストレッチを開始。
(肘の負担がかかるくらいの強いストレッチはNG)
『テニス肘』の自分での対処は
あくまで、痛みが弱いものに限ります。
『テニス肘』の治療の具体的な流れ
『テニス肘』の痛みが強い場合や自分では判断できない場合、
早めの治療をオススメします。
『テニス肘』は反復性のもの(使いすぎ)ですので、
日常生活を送りながら、放っておいても良くならいことが多いんです。
さらに放っておいて時間が経過すればするほど、
痛みは悪化するし、治療しても治りにくくなってしまうんです。
⑴『テニス肘』の原因を突き止める
②・③で得た情報を元に『テニス肘』の原因を突き止めていきます。
どこの筋肉が緊張して『テニス肘』を起こしているのか?
1.長橈側手根伸筋…手首を反らして痛いか?
2.短橈側手根伸筋…こっちも同じように手首を反らして痛いか?
(1.2の判別は触りながら確認動作して確認していきます。)
3.総指伸筋…指を反らして痛いか?
この3つの筋肉の動作を確認しながら判別していきます。
※ただ、一つの筋肉のみの損傷とは限らないので
その判断も重要になってきます。
⑵の原因に従って治療方針を決めていく
⑴の原因によって治療方針を決めていき、
さらに患者さんに合わせた最適な治療法を選んでいきます。
まず、最適な治療法を提案させていただきます。
主にその損傷しているだろう筋肉を
鍼灸治療・ストレッチ・マッサージを
駆使して筋肉を緩ませていきます。
⑶実際に『テニス肘』の治療を行う
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で
実際に行なっている
『テニス肘』に対する主な治療法を紹介します。
鍼灸治療が
一番ピンポイントに筋肉に治療できるので
『テニス肘』の場合は
まず、ストレッチ・マッサージを腕全体的に施し、
最後に鍼灸治療をして筋肉にアプローチしていきます!
1.『テニス肘』に対するストレッチ・マッサージ
『テニス肘』は損傷している筋肉も重要ですが、
腕全体の筋肉の緊張度も重要になってきます。
その緊張度(パンパンに張った状態)を緩める為に
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
アメリカでよく使われている「ASTR」という治療法を使って
腕全体(筋膜にも)にアプローチしていきます!
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
30年培ってきた経験と知識を元に
中国の『推拿』
日本の『指圧』
アメリカの『マッサージ』を融合したオリジナルのマッサージ・指圧を駆使して
普通では届かない深層の筋肉や筋膜も緩めていきます!
2.『テニス肘』に対する鍼灸治療
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『テニス肘』に対する鍼灸治療はツボを的確に把握し
少数の鍼を使って治療していきます。
『テニス肘』で主に関係する
ツボを使いながら
長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋・総指伸筋を中心に
鍼灸治療を施します!