『食事』というとあなたは一日3回の食事のことを思うかもしれませんが、
ここでいう『食事』とは口に入れたもの全てのことを指します。
人は母親のお腹から生まれて来て「オギャー」と声を発したその瞬間から、
自らの力で生きていかなければならないのです。
はじめはお母さんのおっぱいを飲み、
その後は少しずつ他の食べ物を摂って行くのですが、
その際に重要なのがお母さんの食事です。
いくら赤ちゃんのためだと思って栄養素の豊富な食べ物を与えようとしても、
赤ちゃんはお母さんのことをよく見ていますので、
その際にあまり食べないものや好みじゃない食べ物は子供あまり摂りたがりません。
赤ちゃんは親の影響をダイレクトに受けるのです。
ですので親自身は自分のためにも赤ちゃんのためにも
健康を維持し、尚且つ健康的な食事を常に意識する必要があるのです。
そこでどんなものを取るべきなのか今回は話していきたいと思います。
食べ物はどんなもの食べた方がいいのか?
これはただ単に糖質やカロリーの高いものは抜いた方がいいとか、
そう言ったことではありません。
子供がアトピーや喘息などで苦しんでいると、
親は一所懸命に栄養豊富な牛肉や卵を食べさせたり、うなぎを食べさせたりする。
それによって子供はどんどん悪くなる。。。
そういう愚かな例がたくさんある。
栄養というものは、吸収消化しなければ何の栄養にもなりません。
消化吸収ということを考えなければならない。食べるということはその手段にすぎないのです。
まずはそれを知った上で次の話を聞いてください。
動物は歯の本数によって食べるものが違う!
犬歯のようなギザギザした歯は、肉を食べるためで
食肉獣では肉を引き裂くのに適した高くとがっている歯を裂肉歯と言います。
臼の形をした臼歯は食物を摩砕するの適していて、
草食獣では草や葉をすりつぶしやすいようにひきうすのような形をしています。
簡単に言うと
臼歯は穀物を食べるための歯
前歯(切歯)は野菜を食べるための歯
犬歯は肉を食べるための歯
これは人間も例外ではありません!
人間の歯の本数は32本で
臼歯は20本
前歯は8本
犬歯は4本
臼歯:前歯:犬歯=5:2:1
この割合で野菜、穀物、肉を食べることが重要になってきます。
今の人は食べる量が多すぎるし、肉や揚げ物などが多すぎます。
なのでもっと新鮮な野菜とか、淡白な魚とか、海藻、納豆、豆腐とか
いうような物を食べささせてあげなければいけない。
そんなことを言うと、皆さんは
「そんな物だけでは体がもたないのではないか?」
「病と戦う力がつかないのではないか?」というようなことを言う人がいます。
これは大きな間違いです!
まず、消化吸収できる体にしなければならないのです。
物を食べてそれが自分の身にならないのにそれ以上のもの(栄養)を摂取して、
なんの意味があるでしょうか?
それは逆に体にとって毒にもなるのです。
吹き出物が多く出る人も体の外に毒素を出している一種だと思っていただいて結構です。
そう言う人が西洋の薬などを塗りたくって治らなかったのに
食事改善しただけで治ってしまうと言うのは不思議なことではありません。
最近はそういったことを知らない父母、医者が多いように感じます。
とても遺憾に思います。
このブログを読んだ方が自分で実践し、
本来あるべき食事のスタイルを取り戻し、
自分の子供や親戚、友人などに正しく伝えてもらえたら幸いです。
そしたらどのくらいの方が現代病、生活習慣病と言われる病にならずに済むでしょうか?
あなたが今、飲んでいる西洋のお薬はもちろんのこと、鍼灸や漢方薬までも必要なくなるかもしれませんね。笑