スポーツや運動をしていた時にさまざまな怪我を開いた事があると思いますが
そのなかでも身近なのが「突き指」ではないでしょうか?
「突き指」はスポーツの怪我の中では発症するリスクがかなり比較的に多く中々治りづらい
怪我でもあると思います。
指を怪我すると日常生活にも多く影響しますので辛い怪我とも言えるでしょう。
今回は「突き指」についての原因や対処方について解説していきます。
突き指ってそもそもなんだろう?
突き指とはスポーツ外傷の怪我の一種で、ただ腫れ上がることや打撲など軽い時もあれば
靭帯(じんたい)損傷や腱(けん)損傷、脱臼や骨折にも含まれることもあります。
突き指の原因は何?
突き指の原因とすればスポーツで特に多くはボールを使った球技によくみられる怪我です。
例えば野球,バスケットボールやバレーボール,ハンドボール,ラクビー,ドッジボールなどの球技です。
また1対1のスポーツのも多くみられます。柔道や空手,相撲,レスリング,ボクシングにも起こります。
大抵は指に対して真っ直ぐのボールが当たると指の第一関節や第二関節が損傷が多く
1〜2週間で治るのが普通ですが、酷いと軽視されがちですが突き指は重症だと骨折や脱臼、変形したりするので注意が必要です。
コンタクトが多いスポーツには突き指は付き物ですがテーピングでがっしり固めたりしてかばいながら行い続けると特に変形になり得るのでやめましょう。
突き指した際の対処方法
もし突き指してしまった場合は応急処置としてスポーツ障害の応急処置として
RICE療法がが基本です。
R(安静)、I(冷却)、C(圧迫)、E(拳上)の4つの手当てを早めに行う事が早期回復に繋がります。
突き指の場合は特にR(安静)とI(冷却)が重要でまずは安静にする事が第一です。
安静にして痛みや腫れがある場合はアイシングをしましょう。本来は氷水などに直接指を入れて冷やすのがいいのですが、スポーツしている時などは緊急なのでビニール袋などに氷を入れて冷やしましょう。
指を冷やす際は15分〜20分冷やしますと痛みが無感覚状態になりますので外し再度痛くなりましたら冷やす様にしていきましょう。凍傷の恐れが有りますので注意してください。
冷やしましたら固定をしてあげましょう。動かさない様にする為に患部(突き指したところ)に安静させる為固定具をして伸縮性の包帯やテーピングで固定しましょう。固定具がない時は段ボールなどで代用できるものを用意すると良いでしょう。
包帯やテーピングを巻く際には締めすぎずに相手にききながら巻きましょう。あくまでも安静にする為の固定なので締め過ぎると血流不全になってしまうこともありますので注意しましょう。また心臓よりも高い位置で安静するのも効果的です。
痛みや腫れが酷かったら診断してもらいましょう
もし痛みが酷かったり、腫れがひどいなどあれば医者への診断を勧めます。
軽度が軽ければ湿布などで治りますが腫れが酷かったりで骨に異常があったり、脱臼したりしていますと手術や整復が必要となる為自分や親、先生などの判断で決めないようにしましょう。
自分で治ることは多いですが治りが遅かったり、変形したり、後遺症などの危険性もありますので病院の先生と相談しながら早く治しましょう。
まとめ
突き指はスポーツにはつきものな外傷です。ボールを使った球技や接触プレーなどのスポーツ、また日常生活で転んだりぶつけたりでもなり得ます。突き指は軽い外傷と見られがちですがRICE処置を早めにしないと治りが遅かったりします。また重症だと脱臼したり骨折、変形したりとありますので異変を感じたらすぐ病院に診断してください。