『足の痺れ』や『足の裏の痛み』があって困っている人って結構多いんですよね〜。
【増悪因子】
- ・歩いていると痺れや痛みがきつくなってしまったり、、、
- ・靴を履くと症状が悪化したり、、、
- ・ソファーに深く腰掛けると痛みと痺れが出だしたり、、、
そんなように人それぞれ症状が悪化する行為はバラバラです。
反対に寛解因子(楽になる)も人それぞれで、
【寛解因子】
- ・お風呂で温めれば楽になる
- ・午後になると楽になる
- ・浅めの椅子に座っていると楽。
といった人も存在します。
『痺れ』、『痛み』といっても症状や部位によって十人十色です。
人によっては色々とネットで調べている人もいるかと思いますが、あなたの痛みにフォーカスして記事を作成しました。
『痺れ』とはどんなことを指すの?
「しびれ」とは、神経が障害された時の症状の一つで、主に3つの症状に分けられます。
《感覚の低下》
・触ったときの感覚や熱いものや冷たいものなどが触れたときの感覚が鈍くなる。
《運動麻痺》
・足を動かしにくくなったり、力が入りづらいという状態。
《異常知覚》
・正座などをしていなくても、足が痺れているような感覚でジンジンしたりズキズキした感覚が起きる。
怖い病気の前触れの『痺れ』
次のような『痺れ』の場合は、危険な病気が隠れている可能性があります。
- 片方だけが痺れる
- 片方だけが冷えを伴う『痺れ』
- めまいや頭痛がたまにある
- 靴下を履いているような感覚
このような症状がある場合は明日にでも病院に行って検査してもらってください。
その際に最近の症状を細かくまとめたメモなどを用意しておきましょう。
反対に気にしなくても良い『痺れ』とは、
長時間正座などで神経を圧迫させるような状態を長く続かせて、
一時的にジンジン痺れるようなものはあまり心配しなくても良いと『痺れ』といってもいいでしょう。
『足の指・足の裏』の痺れと痛みの原因は?
『痺れ』の原因は主に血流障害と骨とその周囲の老化などによる変形によって、
神経を圧迫することによって生じると言われています。
『足の指・足の裏』の痺れと痛みになる病気とは?
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 足根管症候群
- 坐骨神経痛
- モートン病
- 糖尿病
- ホルモン障害
- 老人性の『痺れ』
この8つが主な足の痺れの原因となる病気です。
一つ一つ簡単に紹介していきますね。
《腰椎椎間板ヘルニア》
引用:日本整形外科学会
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨を構成している椎骨の間にある
軟骨が飛び出し、その軟骨が神経を圧迫することで足の指や足の裏の痺れや痛みの発生原因となります。
《特徴》
当てはまるものが多ければ、多いほど『腰椎椎間板ヘルニア』の可能性がと高いです。
- 腰を反らすと痺れが出やすい
- 腰痛
- 太ももやふくらはぎの怠さと冷え
- 腰、太もも裏や外側、足の裏に痺れ
《脊柱管狭窄症》
引用:日本整形外科学会
脊柱管狭窄症は脊椎の変形によって神経のの通り道を狭め、
神経を圧迫することによって腰から膝にかけての痺れや痛みを発生させます。
《特徴》
当てはまるものが多ければ、多いほど『脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきゅうさくしょう)』の可能性がと高いです。
- 少し歩くと脚に痛みや痺れが出る
- 体を反らすと痺れや痛みが出る
- 体を丸めていると楽
- 姿勢が悪い
- 腰から下にかけての痺れ
《足根管症候群》
引用:明神館脳神経外科
足のくるぶしの後ろにある足根管は脛骨神経の通る道で、
その足根管がなんらかの原因によって脛骨神経が圧迫されることによって、
足首から下の痺れや痛みを発生させる。
《特徴》
当てはまるものが多ければ、多いほど『足根管症候群』の可能性がと高いです。
- 足の骨折をしたことがある
- 捻挫をしたことがある
- 静脈瘤(じょうみゃくりゅう)がある
- 足首から下の痺れや痛み
《坐骨神経痛》
引用:坐骨神経痛治療 専門サイト
加齢や運動不足による筋力低下によって発生すること多く、
お尻から足にかけての痺れや痛みを発生させる。
《特徴》
当てはまるものが多ければ、多いほど『坐骨神経痛』の可能性がと高いです。
- ソファーに座ると悪化する
- お尻から足にかけての痺れや痛み
《モートン病》
引用:RUNART ランナート足の治療院ブログ
モートン病は、足裏の足指の間に起こる痛みやしびれ、知覚障害を起こす原因となる病気です。
中指とくすり指の間、もしくは人差し指と中指の間に症状があらわれやすいのが特徴
モートン病を起こす原因は老化による骨の変形と血流障害が主です。
《特徴》
当てはまるものが多ければ、多いほど『モートン病』の可能性がと高いです。
- 足人差し指と中指の間の痺れや痛み
- 中指とくすり指の間の痺れや痛み
- 靴を履くと悪化する
- 裸足だと楽
- 60歳以上である
《糖尿病》
糖尿病は血糖値のコントロールができなくなり、末梢血管が脆くなります。
その結果として痺れや痛み、悪化すると壊死してしまいます。
《老人性の『痺れ』》
どんな検査をしても『痺れ』の原因がわからないことがあります。
特に60歳上に多い傾向があり、東洋医学的には、
『冷えとエネルギー不足』『老化による変形』が主な理由と言われています。
《特徴》
当てはまるものが多ければ、多いほど『老人性の痺れ』の可能性がと高いです。
- 60歳以上
- 冷えがある
- むくみがある
- 足がだるい
- 検査に異常がない
- 夜に火照りがあって眠れない
『足の指・足の裏』の痺れと痛みの治療法
足の指の痺れや足の裏の痺れに対する晴雨用医学的な治療はいくつかあります。
- 注射
- 薬物療法
- 運動療法
- 牽引療法
- 温熱療法
- インソールの作成
主にこのような治療法がありますが、これは根本的な治療にはなりません。
根本的に治療するには、
原因となる病気を治す必要があります。
その際に用いられるのが
- 鍼灸治療
- 整体
- 漢方薬
での治療です。
特に原因不明な『痺れ』ほど怖いものはありません。
そんな検査ではわからないと言われた『痺れ』に対してもこういった治療を用いることによって治ることは多いのです。
まとめ
まずはあなたの『痺れ』がどこから来ているものなのか?
原因をはっきりさせ、もし検査でわからないものがあれば、
鍼灸や漢方薬などの東洋医学に精通している治療院を探しましょう!!