⑤『テニス肘』の治療
『テニス肘』は主に
前腕の伸筋群(肘の外側にある筋肉)の使いすぎによる
肘の外側の炎症です。
※前腕の伸筋群(肘の外側にある筋肉)とは
指をそらしたり、手首を反らすような動きをするときによく使う筋肉です。
その前腕の伸筋群(肘の外側にある筋肉)を使うような動作が
特に多いのがラケットを持って競技(テニス・バトミントンなど)するスポーツです。
例えばテニスのバックハンドで球を打ち返すときなどですね。
テニスをやっている方に特に多い疾患なので、
『テニス肘』と呼ばれるようになったんです。
[talk words=”特にテニスを始めたばかりのテニス初心者によく見られます。” avatarimg=”http://shinkyu-wonder.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/cropped-papi01-e1481880644621.png” name=”ワンダくん”]
ただ、テニスをしている方に多いというだけで、
特にスポーツをしていないけど家事で大変な主婦の方や
仕事で重い荷物などをよく持つ人などにもたまに見られます。
このような使いすぎが原因で痛みや症状が出ているような『テニス肘』には
一番いいのは2週間程度全く使わないことです。
ですが、
腕や手の怪我(疾患)などでは
日常生活を送る上で腕や手を使わないわけにはいかないので
早めの対処が重要です。
『テニス肘』の痛みの対処法
『テニス肘』の対処法とは、
1.腕や手を使うときは肘のサポーターなどをすること。
2.使った後は氷嚢などで冷やす(アイシング)。
3.肘の痛みが弱まったらストレッチを開始。
(肘の負担がかかるくらいの強いストレッチはNG)
『テニス肘』の自分での対処は
あくまで、痛みが弱いものに限ります。
『テニス肘』の治療の具体的な流れ
『テニス肘』の痛みが強い場合や自分では判断できない場合、
早めの治療をオススメします。
『テニス肘』は反復性のもの(使いすぎ)ですので、
日常生活を送りながら、放っておいても良くならいことが多いんです。
さらに放っておいて時間が経過すればするほど、
痛みは悪化するし、治療しても治りにくくなってしまうんです。
⑴『テニス肘』の原因を突き止める
②・③で得た情報を元に『テニス肘』の原因を突き止めていきます。
どこの筋肉が緊張して『テニス肘』を起こしているのか?
1.長橈側手根伸筋…手首を反らして痛いか?
2.短橈側手根伸筋…こっちも同じように手首を反らして痛いか?
(1.2の判別は触りながら確認動作して確認していきます。)
3.総指伸筋…指を反らして痛いか?
この3つの筋肉の動作を確認しながら判別していきます。
※ただ、一つの筋肉のみの損傷とは限らないので
その判断も重要になってきます。
⑵の原因に従って治療方針を決めていく
⑴の原因によって治療方針を決めていき、
さらに患者さんに合わせた最適な治療法を選んでいきます。
まず、最適な治療法を提案させていただきます。
主にその損傷しているだろう筋肉を
鍼灸治療・ストレッチ・マッサージを
駆使して筋肉を緩ませていきます。
⑶実際に『テニス肘』の治療を行う
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で
実際に行なっている
『テニス肘』に対する主な治療法を紹介します。
鍼灸治療が
一番ピンポイントに筋肉に治療できるので
『テニス肘』の場合は
まず、ストレッチ・マッサージを腕全体的に施し、
最後に鍼灸治療をして筋肉にアプローチしていきます!
1.『テニス肘』に対するストレッチ・マッサージ
『テニス肘』は損傷している筋肉も重要ですが、
腕全体の筋肉の緊張度も重要になってきます。
その緊張度(パンパンに張った状態)を緩める為に
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
アメリカでよく使われている「ASTR」という治療法を使って
腕全体(筋膜にも)にアプローチしていきます!
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
30年培ってきた経験と知識を元に
中国の『推拿』
日本の『指圧』
アメリカの『マッサージ』を融合したオリジナルのマッサージ・指圧を駆使して
普通では届かない深層の筋肉や筋膜も緩めていきます!
2.『テニス肘』に対する鍼灸治療
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『テニス肘』に対する鍼灸治療はツボを的確に把握し
少数の鍼を使って治療していきます。
『テニス肘』で主に関係する
ツボを使いながら
長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋・総指伸筋を中心に
鍼灸治療を施します!