前屈をした時に「いたたた…」と思わず声に出したくなる経験はありませんか?
体は何かと柔らかい方がいいといいますが、下半身がうまく機能することで行きたい場所にいくことができます。
その中でも着目してほしい部位が股関節です。
股関節は上半身の体重を差さえ、座ったり歩いたり走ったりするときに必要不可欠な部位なのです。
この個所を末永く維持できるかどうかにより、アンチエイジングや筋トレの効果を継続させています。
ここでは、股関節の柔らかさを維持するための方法をお教えします。
まず初めに知ってほしい股関節を柔らかくするメリット3選
骨盤のゆがみがなくなって代謝がよくなる
骨盤の歪みがない人は、下半身の血液の流れがスムーズであるため、ダイエットや筋トレを目的とした運動にも適切といえるでしょう。
血行が良いと、単純に疲れないというのも大きなメリットとして感じられそうです。
大人になると、何かあるとすぐ疲れてしまう場合がありますが、体内環境を少し良くするだけでも見違えるほど効果があるはずです。
ダイエットしやすい体に
それと同時にリバウンドがしにくくなるというのも血行が良くなるメリットとも言えるでしょう。
ダイエットをする、所謂適正な体重に戻すには、まず体の代謝を整えることから始まります。
股関節の先にある太ももは、第二の心臓と呼ばれているところです。
適正な体重に戻すために過度な負荷をかける運動をするのでなく、体の内面から整えていきましょう。
運動のパフォーマンスが上がる
鍼灸、整骨院にお越しいただくお客様の中には、現役としてスポーツをしている人が多いですが、運動のパフォーマンス能力を向上させる意味でも股関節の柔らかさは大事な要素です。
股関節の可動域が広くなることで、体が軽やかになり、怪我の予防にもなったりします。
日頃から股関節のケア、ストレッチを怠らないようにしましょう。
毎日継続すること
これがシンプルですが、一番難しい分野だと思います。
何も強制力がない中で、ストレッチがいかにできるかが非常に重要です。
さぼらずに、理想の自分を追い求めるため、毎日続けていきましょう。
股関節を柔らかくするためのとっておきストレッチ
両足の裏を合わせて、あぐらのような姿勢をとります
1両足の裏を合わせて、あぐらのような姿勢をとります
2、骨盤を丸めて30秒ほどゆっくりと呼吸します。
3、背中を丸めないように、手を床に着けてゆっくりと上体を前に倒しましょう。
痛すぎないところでとめて、そこから30秒ほどゆっくりと呼吸します。
ストレッチの心得として知ってほしいこと
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、ストレッチは簡単であれば簡単であるほど良いです。
むしろ難しいことがあるとすれば、多くの人が苦手とする継続という分野です。
この簡単なストレッチを運動前、仕事に行く前など、規則的に自分の生活の中に組み込められるかどうかが股関節を柔らかくするカギとなります。
最近ではルーティンワークの人も多いため、同じ姿勢をずっと続けている人も多いです。
そのため、こういった簡単ストレッチを継続的に続けてみてはいかがでしょうか。
ふとした時に体の不調は襲ってきます。
そうならないためにも日頃から精神統一の一つとして、ストレッチを心がけていきましょう。