友達に聞いてびっくり。「ウコンの力」のウコンも漢方です。
漢方に馴染みの無い人が多い現代人ですが、江戸時代では庶民にも愛された医療の一つでした。
明治にかけて、西洋文化を取り入れ始めた日本であったため、漢方は衰退していったのです。
そこから時を超え、新たな薬価基準に漢方が取り入れられたり、スーパーやコンビニの店頭に並ぶ「ウコンの力」など漢方が再度日本に浸透しつつあります。
現代での漢方はどのように扱われているのでしょうか。
漢方の基本的な事についてまとめたのでお読みください。
意外と知らない漢方の基本
なにか体に異常が起きたとき、人によって治療法は様々です。
風邪のときは風邪薬、熱が出たら冷えピタ、冷え性なら靴下を履くなど
すべての人がこれらをやっているわけではありません。直し方は十人十色です。
知っているものもあれば、知らないものもあると思いますが
漢方を少しでも触れてもらうために、身近な漢方薬を症状別にご紹介します。
風邪を引いてしまったとき、あなたはどう治す?
例えば、風邪を引いてしまったとき、人によって様々な治し方がありますよね。
病院でもらった風邪薬を処方する人もいれば、普段の食事を整えて食から健康状態を上げる人もいます。
漢方では、葛根湯(かっこんとう)を処方します。
市販でも売っていますが、漢字が読めないだけで、見たことあるという人もいるのではないでしょうか。
また、クラシエさんでは、葛根湯以外にも様々な漢方を販売しています。
症状や副作用、利用方法をよく読んでから処方してください。
http://www.kracie.co.jp/ph/k-kampo/
肌寒い季節の強敵、冷え性のとき、あなたはどうする?
冷え性とは、いわいる「体の体温を調整する機能」が働いていないことで起こることです。
改善策は様々あります。
運動をする。仕事中なら迷惑のかからない程度にストレッチをする。
食生活を改めるなどです。
漢方では、手足なら六君子湯(りっくんしとう)
女性に多いお腹が冷え込む人は大建中湯(だいけんちゅうとう)
がおすすめ。これ以外にも漢方では体を温める薬が沢山存在します。
どの薬を処方したらいいかわからない方は、お気軽に当院までお申し付けください。
いろんな顔をもっている漢方
この記事では、主に風邪と冷え性について解説しました。
もちろんほかの病気や症状にも対応して治すことができます。
これはメリットでもあり、デメリットでもあるのですが
漢方は対応できる症状が幅広いです。
幅が広すぎるため、先生の中でも適切な処方ができない人が多く見受けられます。
ただ風邪を治すだけでなく、即効性や女性の体に優しい漢方など
一人ひとりに適した処方ができる点が魅力です。
体にまつわることですので、以上が出たときに一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここでは漢方の基本的なことについてまとめました。
今回は、漢方の中でも有名な漢方を例に上げて説明しました。
ウコンや葛根湯はご存知でしたでしょうか?
病院や薬局で、「目見たことある、聞いたことがある。」ということがありましたら一度お手にとって見てはいかがでしょうか。
病院や漢方の先生であれば、基本的に説明を受けながら処方することができるので非常に安心です。
私の場合その後のアフターケアから、生活に支障が出ないようにするためにお教えしてきます。
気になることがあればお気軽にご相談くださいませ。